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エンジニア転職ハック
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転職がうまくいかなかった人に、共通していたこと

転職すべきか迷って調べても、出てくるのは「何年目がベストか」という話ばかりで、自分が今動くべきなのかの答えにはなっていない。そのまま決めきれずに時間が過ぎる。

私はエンジニアのポジションで選考を担当していて、入社したあとの評価もつけています。つまり、選考で会った人がその後どうなったかまで見ている立場です。

その立場から書くと、「動くべきか」という問いより、「どこへ動くか」のほうがずっと効きます。実際、面接をしていて「この人は今、転職しないほうがいいのでは」と思ったことは、私はありません。

うまくいかなかったケースで共通していたのは、動いたこと自体ではなく、別のところでした。

以下はすべて、私が担当している範囲での話です。

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共通していたのは、カルチャーフィット

入社後にうまくいかなかった人を振り返ると、カルチャーフィットに行き着きます。ここは特にしっかり見たほうがいいと思っています。

分かりにくいのは、能力の面では問題が無さそうに見えることがある点です。ミクロなプロジェクト単位で見れば活躍できたりするのですが、組織や企業文化と合わないと長続きしません

プロジェクトで選ぶと、判断を間違える

ここが実務的に一番大事なところかもしれません。

プロジェクトは、数ヶ月もすれば終わります。 少し合わなければ、隣のグループや部署へ異動するという手もあります。少なくとも私のいる範囲では、プロジェクト単位の相性は後から動かせる部類の話です。

一方で、組織や企業の文化は動きません。そして長く効いてくるのはそちらです。

ですから、担当するプロジェクトの内容が魅力的かどうかで決めると、判断の軸がずれます。見るべきなのは、その一段下にある組織のほうです。

具体的には、どういうズレか

文化との相性というと曖昧に聞こえるので、私が見ている範囲で分かりやすい軸を書きます。

たとえば、新しいことをどんどん提案していくことが求められていない組織があります。そこに、0から1を作っていきたい人、それが得意な人が入ると、苦しくなります。

逆に、与えられた課題の中で、いかにクリエイティブに動けるかという働き方が合っている人もいます。その人にとっては、同じ組織がフィットします。

どちらが優れているという話ではありません。組織の側にも向き不向きがあり、人の側にも興味の方向がある、というだけです。合っていないと、能力の問題ではないところでうまくいかなくなります。

チャレンジ要素を入れた転職は、ギャップが出やすい

もう一つ挙げておきます。

経験のない業務やポジションといった、チャレンジ要素を含んだ転職の場合、自分が思い描いていた理想とのギャップから、なかなか貢献を感じられないというケースもありそうだと思っています。

挑戦すること自体を止める話ではありません。ただ、入った直後から手応えがある前提で動くと、その落差が効いてきます。最初は貢献を感じにくい期間があるかもしれない、と織り込んでおいたほうが、続けやすいはずです。

それで、どう選ぶか

三つに絞ります。

  1. プロジェクトの内容で決めない。 それは数ヶ月で変わりますし、合わなければ動かせる部類の話です。長く効くのは組織の文化のほうです。
  2. 自分の興味の方向を先に言葉にする。 0から1を作りたいのか、与えられた枠の中で工夫したいのか。ここが曖昧なまま応募先を見ても、合うかどうかは判断できません。
  3. 応募先の文化を理解しにいく。 自分のことを知ったうえで、相手を知る必要があります。片方だけでは足りません。

なお、転職理由を書類でどう扱っているかについては転職理由を書かないと書類で終わる人と、書かなくていい人の違いに書きました。そこで「同じことで、あるいはその方の特性によって、また辞めることにならないか」を見ていると書いたのは、この記事と同じ話をしています。

繰り返しになりますが、これは私が担当している範囲での話です。組織によって文化は違いますし、異動のしやすさも変わります。


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