こんな方におすすめ
- 公務員のメリット・デメリットは?
- 民間企業と比べてどう違うの?
こんにちは。元公務員こすみです。
ぼくは県庁職員として8年半働き、結局民間企業へ転職する道を選びました。
なぜなら公務員としての働き方・仕事内容が、ぼくの仕事に求めるものが合わなかったからです。
しかし公務員には公務員の、民間企業には民間企業の特徴があります。
公務員として働くということは、合う人にとってはむしろ大変魅力的だと考えています。
公務員のイメージはというと定時で帰れて仕事も楽、なんてイメージされている方もいるかもしれませんね。
現実はどうなのでしょうか。
実際にぼくが8年半県庁職員として働いて感じたメリット・デメリットについて解説していきます。
なおここでいう公務員とは、県庁や市役所、町役場に勤務している人のことを想定しています。
もくじ
公務員のメリット7つ
まずは公務員のメリットを復習していきましょう。
まとめると以下の7つです。
公務員のメリット
・収入が安定している
・福利厚生が手厚い
・社会的信用が得られる
・いろんな仕事を経験できる
・基本的に転勤がない
・真面目で勤勉な人が多い
・モテる
詳しくみていきましょう。
収入が安定している
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公務員は景気に左右されず毎月安定した収入が入ってきます。
ボーナスも年に2回きちんともらえます。
民間の営業のようにノルマ未達だから減らされる、なんていう心配もいりません。
倒産して来月から仕事に困るということもありません。
大企業でも大規模なリストラが行われたりしている中、安定しているとういのは公務員になる最大のメリットかもしれませんね。
福利厚生が手厚い
これもよく言われることですが、福利厚生が手厚いです。
例えば休暇制度。
年次有給休暇に育児休暇、特別休暇などがあります。
また各種手当もたくさんあります。
通勤手当、住宅手当、扶養手当、地域手当など…。
他にもスポーツジムに通常価格より安く入れたり、特定の宿泊施設で割引がきいたりと様々な福利厚生があります。
社会的信用が得られる
公務員をしているというだけで社会的信用がめちゃめちゃ得られます。
親が安心してくれるというのもあります。
地域のコミュニティでも「○○さんは役所に勤めているらしい」となると評判が上がります。
またローンが組みやすいという利点もあります。
公務員の友人で、20代でローンを組んで家を建てたという人もいるくらいです。
いろんな仕事を経験できる
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公務員はゼネラリストを育てるため、数年に一度異動があります。
なのでいろんな仕事を経験できます。
一口に公務員と言っても、人事や税務から土木や福祉と様々です。
いまの仕事内容が自分に合っていないなと感じたら異動願を出すことができます。
常に新しい刺激を求めている人におすすめです。
基本的に転勤がない
公務員は民間や国家公務員と違って大きな転勤がありません。
場合によっては民間や中央省庁への派遣なんかはあります。
なので外でも仕事をしてみたいという人は希望を出して通れば県外で働く経験もできます。
ただ基本的には県内、もしくは市内で勤めるということになります。
地元で仕事をし続けたいという人にピッタリです。
真面目で勤勉な人が多い
公務員になるためには、筆記試験や面接などをクリアしなければなりません。
なので基本的にコツコツ努力できる、真面目で勤勉な人が多いです。
いわゆる優等生で、ぼくの周りにいる公務員の友達もみんなちゃんとしています。
単に高学歴というわけではありません。
中には高卒で入った人もいますし、それほど有名な大学でなくても公務員になっている人はいます。
彼らの共通点は、公務員試験のためにコツコツ勉強してきたということと人柄がよいということでしょう。
モテる
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社会的信用が厚いということにつながりますが、公務員をしてるというと不思議とモテます。
公務員というだけでステータスになるんですね。
これまでまったくモテなかったのに、公務員になってしばらくして彼女ができたという人もいました。
合コン受けもいいという話もあります。
なんと公務員限定の街コンなんていうものもあるようです。
地方公務員のデメリット3つ
これまで公務員のいいところを紹介してきました。
しかしいいことばかりではなく、デメリットとして感じる部分もあります。
デメリットは以下の3つです。
公務員のデメリット
・つまらない仕事が多い
・キャリアが積みにくい
・部署によっては残業が多い
詳しくみていきましょう。
つまらない仕事が多い
部署によって仕事の内容は様々という話は先ほどもしましたが、基本的にはつまらない仕事が多いということでした。
公務員は失敗を恐れる生き物です。
なのでどうしても前例にないことはしたがりません。
やりたいことがあっても上がノーと言えばノーになってしまいます。
しかしそこまで創意工夫を求めず、単調な仕事が苦にならないという人には向いているでしょう。
キャリアが積みにくい
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メリットであげた「いろんな仕事を経験できる」の裏返しになりますが、キャリアは積みにくいです。
特に総合職の場合、税務をやって福祉をやって土木をやってみたいなキャリアの人もいます。
せっかく仕事を覚えても次の異動先でまた1から覚え直さないといけないといことはザラです。
一つの道を究めたいというスペシャリスト派の人には向いていません。
逆に飽き性の人、ゼネラリストになりたいという人にはメリットになります。
部署によっては残業が多い
公務員のイメージというと定時で帰れるというのを上げる人も少なくないかもしれません。
しかしそれは昔の話。
もちろん仕事内容にもよりますが、残業があるところは多いようです。
特に人事課や財政課などのいわゆる花形の部署ではその傾向が強いようです。
イベントがあれば土日に出勤することもあります。
しかしその分残業代が出たり代休がもらえたりはしているようなので、その点は安心ですね。
まとめ:転職は慎重に、かつ大胆に
メリットデメリットを比較して、やっぱりメリットに大きな魅力を感じるという人はいまの職場でもうひと踏ん張りしてみてください。
一方で、ぼくのようにデメリットを重く感じてしまう人は転職を検討してみてもよいかもしれません。
民間企業への転職に興味がある人は、とりあえず転職エージェントに登録してみることをおすすめします。
エージェントの人と相談することで、自分のキャリアや仕事に求めるものについて解像度が上がってくるはずです。
登録したからといって絶対転職しないといけないというわけではありませんし、もちろん無料なのでぜひ試してみてください。
それではまた!